自計化とは
企業側が自社のパソコン等を使用して、経営判断に必要となるデータをシステムに入力・蓄積し、自社主導となるような計数管理体制の構築、運用をしていくことを「自計化」といいます。
会計事務所へ処理を丸投げするのではなく、自社及び自店舗の経営状況をタイムリーに把握するためには、「自計化」していく事が必須となってきます。
「自計化」で、無駄なロスや損失の垂れ流しを最小限に防ぎ、利益を最大化、また、迅速な試算表の作成により、金融機関からの評価、資金調達力の向上へも繋がります。早期から決算対策に講じる余裕もでき、経営がスムーズに回るような効果もあります。
オーナー様にとってのメリット
・現在の経営状態や業績をすぐさま把握することができる。
・タイムリーな業績把握により、迅速な経営判断や対策を講じられるようになる。
・金融機関に対して、自社の信用度の向上、金利交渉等の優位性を保つことにつながる。
銀行から、部門別（店舗別）の損益計算書を求められるケースはございませんか？
弊社の計数管理システムを活用すれば、即日、提出する体制も可能となります。
部門別（店舗別）で詳細な損益を即日提出している企業は少なく、金融機関からの評価が増します。
また、オリジナルの資金管理シート（キャッシュフロー表、資金繰り表）も併せて、ご提供させて頂いております。損益計算書だけでなく、資金の流れの把握で、資金調達もスムーズでタイムリーに実施できる体制が構築できます。
税理士にとってのメリット
・税理士は、より付加価値の高い税務コンサルやアドバイザリー業務に注力集中できる。
税理士としても、顧問先に税務上のアドバイスをするには、経理記帳の作業そのものよりも、経理データを元に分析したり、税務的な面からアドバイスする方が大切です。顧問先にて、自計化による体制構築が整っている方が、より迅速なアドバイスが可能となり、さらに付加価値の高い業務に注力する事で、様々な提案できる体制が出来てきます。
・経理人材を抱え込む必要がなくなるので、雇用リスクや社会保険負担軽減にも繋がる。
会計事務所業界も、労働集約型で、人材不足が慢性化している状況です。なので、経理作業で手一杯になってしまい、本来のアドバイス業務やコンサルティング業務が、後手に回ってしまいがちとなってきます。
何ヶ月も前の試算表を元に、打ち合わせという状況になってはいませんか？
弊社はバックオフィス代行専門、かつ、会計事務所での経験もありますので、早期化＆連携のノウハウが豊富。「自計化」は、オーナー様はもちろん、税理士側にとってもメリットがある形となります。
経理事務員にとってのメリット
・時間がかかる勤怠集計・煩わしい給与計算が、あっという間に完結できるようになる。
・システムは、表計算ソフトに準拠しているため、ストレスなく経理業務と連動できる。
事務員の採用（増員）にお困りはございませんか？
経理効率化・システムと経理業務連動など、少数精鋭で業務が回せるよう、各種ご相談も承っております。
現場にとってのメリット
・数字が読めるようになる事で、現場の問題点を数字で把握する事ができるようになり、数字に基づいた仮説により、迅速に改善策を講じることができるようになる。
・数字に基づいて改善策を取り組んでいく中で、数字がどのように推移していったかの確認が出来るようになり、その後の現場運営に活かすことができるようになる。
・日々の営業に追われ、中々数字を見る機会が少なく、苦手意識を持っている人でも、数字面から考えることが出来るようになり、積極的に意見を出せるようになる。
